徹底解説!割れてしまったガラス戸の修理方法と費用について

定番的な住宅トラブルといえば窓やドアなどのガラスが割れてしまうことではないだろうか。玄関ドアから縁側、窓ガラスまで住宅の様々な部分にガラスを使った戸が使われており、うっかり荷物をぶつけてしまうとヒビが入ってしまうこともしばしばだ。

割れたり、ヒビの入ったガラスというのは大変危険で、運が悪ければ大ケガにつながるリスクもあるため、トラブルが発生した場合は早期に解決することが望ましい。

今回の記事では、ヒビが入ってしまったり、割れてしまったガラス戸の修理方法と費用について紹介する。

ガラス戸の修理をお考えの方は是非参考にしていただき、綺麗に修理していただきたい。

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ガラスの修理は素人ではかなり難しい!

ガラスが割れてしまったけど、業者に依頼すると高そう。
何とか自分で修理できないかな?

と考えている方もいるのではないだろうか。

DIYや日曜大工レベルの技術で絶対に修理することができないか?と言われれば決してそうではない。
しかし、ガラス戸の修理はかなり難易度が高く、ガラスの裁断や接着には専門的な器具が必要となる。
したがって、基本的には専門業者に修理を依頼するようにしよう。

ただし、ガラス戸と言っても様々なタイプがあり比較的築年数が古めの住宅や、和風の住宅に使われることの多い”木枠のガラス戸”であれば補修することは可能な場合もあるので次の項目で紹介する。

木枠のガラス戸の構造と修理方法

出典:http://mybktouch.com/

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それでは、具体的に”木枠のガラス戸”の修理方法について紹介する。

そもそも木枠を使ったガラス戸とは、昭和時代頃に建てられた住宅では定番の戸となっており、居間と食卓の間仕切りや、仏間と縁側の間仕切りなどに用いられていたものである。

古くは和紙などを貼り付けた障子戸が使われていたが、ガラスの普及によって視認性がよく丈夫なガラスが用いられる様になったのだ。

したがって、木枠のガラス戸の構造としてはシンプルなものとなっており根気よく取り組めば素人の方でもガラス修理を行うことは可能だ。
構造としては木製の大枠の中に格子状に細い枠が貼られておりガラスをはさみ込むことで固定する構造となっている。

また、木枠の固定はビスで止められていることが多いため、ドライバー一本あればガラスを交換するために木枠を外すことは可能だ。
交換用のガラスはホームセンターなどでも販売されており、ある程度の規格はあるものの基本的にガラスカッターなどを使用し切断することが必要となるためその点は注意が必要だ。

交換の手順としても比較的シンプルで
1. ガラス戸を外す
2. ガラスを固定している細い木枠を外す
3. 交換用のガラスをサイズを合わせて切断する
4. 交換部分に交換用のガラスをはめ込む
5. 木枠を戻す
6. ガラス戸を戻す→完成
といった流れになる。

ご自宅のガラス戸を見ながら手順を想像していただければおおよそのイメージはつくはずだ。

使用する道具としては
● 固定しているネジが外せるドライバー
● ガラスカッター
● 長めの定規
● 軍手
などがあれば作業することは可能だ。

上記以外には、取り外したドアに傷がつかない様に敷くための大きめの布や、外したガラスを廃棄するためのダンボールなどがあれば尚良いだろう。

ガラス戸を自分で直す際の問題点

上記で木枠のガラス戸についての修理方法については解説をした。
手先に自信があり木枠以外のガラス戸の修理にもチャレンジしたいという方もいるのではないだろうか。

ここでは、ガラス戸を自分で修理する際の問題点について紹介する。

ガラス戸を修理する際に問題となるのは「同じガラスを探す難しさ」という点にある。

ガラス戸に使われるガラスにはいくつか種類があり
● フロートガラス(透明な普通のガラス)
● 板型ガラス
● 網入りガラス
● すりガラス
● ミラーガラス
といったものが使われている。

フロートガラスを使用したガラス戸の修理であれば”厚み”に気をつけて選べば比較的簡単に交換用ガラスを見つけることができるだろう。

しかし、ガラス戸に使われることの多い板型ガラス(視界を遮るために表面が凸凹になったもの)やすりガラスはメーカーや製品ごとに凸凹の入り方が違ったり、透明度が異なるということがある。

もちろん、ガラスが一枚だけ違っても気にならないという方は良いだろうが、他の部分と全く同じ素材を使って補修をしたいという方にとっては”全く同じガラス”を探してくるのがガラス戸修理の障害となる場合が多い。

また、ガラスはメーカーや型番などの刻印が基本的には入っていないことが多いため、素材を探す際は目視によって同じものかどうかを判断する必要があり、ガラスに詳しくない素人の方にとっては非常に難易度が高いものと言える。

この点をクリアできるのであれば、ご自身での修理に挑戦してみれば良いだろう。

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専門業者に依頼した場合の費用相場

ここまででガラス戸を自分で修理する場合の話をしてきた。
続いて、ガラス戸の修理を専門業者に依頼した場合の費用について紹介していく。

ガラス戸の修理を専門業者に依頼した場合かかる費用としては
● 交換用のガラス代
● 工賃
● 出張費
● 廃材処理費
● 雑費
などがある。

やはり、費用を左右する部分としては交換用のガラス代だ。
交換用のガラス代はガラスの種類、厚み、サイズの3つで基本的には決まるため破損しているガラスのサイズを測った上で専門業者に相談すると良いだろう。

修理費用については依頼する業者や、交換する扉の形状等によっても変わるため一概には言えないが、おおよその費用相場について前述のガラス素材ごとに紹介する。
尚、紹介する費用についてはサイズ、60センチ四方の正方形で厚みが5mの場合を想定している。

フロートガラス(透明な普通のガラス)→10000円〜15000円
板型ガラス→→10000円〜15000円
網入りガラス→20000円〜25000円
すりガラス→20000円〜25000円
ミラーガラス→25000円〜

上記が交換修理にかかる費用の相場だ。

価格を見ていただければお判りいただけると思うが、やはり特殊ガラスの方が値段が高くなる傾向にある。

高機能ガラスという選択肢もある!

出典:https://www.safety.com/

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上記でガラス戸の交換修理にかかる費用について紹介したが、修理代としては意外と高くて修理依頼をするか悩むという方もいるのではないだろうか。

確かに修理としては費用が割高に感じるが、リフォームという観点で捉え高機能ガラスに全て変えてしまうという方法も同時に検討していただきたい。

高機能ガラスとは、ただのガラス板ではなく特殊な加工を施すことによって機能を追加したものの総称だ。

機能性ガラスとして有名なところとしては、
● 複層ガラス
● 遮熱ガラス
● 強化ガラス
● 合わせガラス
などがある。

複層ガラスは二枚のガラスで間に空間ができるように作られており、結露しにくく、保温効果があるガラスだ。冷暖房費が安くなったり、サッシやガラス戸の劣化を防ぐ効果がある。

遮熱ガラスは、基本構造としては複層ガラスと同様だが、外側に当たる部分に紫外線を防ぐ特殊ガラスが使われており、日光はしっかりと取り入れながら熱が入り込むのを防ぐ効果がある。

強化ガラスは、通常のフロートガラスを構造としては同様のものになるが、製造過程で高熱で溶かし、急激に冷やし固めることによって強度を増した機能性ガラスだ。
自動車の窓などにも使われている素材で、単に割れにくいだけではなく万が一割れてしまっても破片が粒状になるためケガを防ぐ効果もある。

合わせガラスは、2枚のガラスに強靭な樹脂製フィルムをはさみ混んで作られる機能性ガラスで、鈍器などで叩いた場合、表面のガラスは割れることがあっても絶対に貫通しないような作りとなっている。したがって、防犯ガラスなどとも呼ばれ窓などに使用されることが多い機能性ガラスである。

このように、機能性ガラスには様々な特徴がある優れた素材がありガラス戸の場所や用途に応じて使い分けることでより安全で快適な生活を送ることができる。

これらの機能性ガラスを使用する場合、既存の戸枠を利用して設置する、ガラス戸毎新調するといった選択肢がある。

既存の戸枠を使用する場合、機能性ガラスはものによっては通常のガラスよりも分厚くなる場合もあり、交換できるかどうかは内装業者などと相談して決めることとなる。
また、ガラス戸毎新調する場合だと、そもそも戸枠が収まるかという点が問題になるためこちらも内装業者と相談しながら決めることとなる。

高機能ガラスに交換する際の費用について

最後に、高機能ガラスを用いたリフォームにかかる費用について紹介する。
どのメーカーの素材を使うかによっても費用は異なるが概ね、ガラス戸一枚に対して5万円〜15万円程度が相場となる。

当然ながら一枚だけの修理の場合と比較すると費用は高くなるが、高機能ガラスへのリフォームという観点で考えればそこまで高くはないはずだ。

また、高機能ガラスは通常のガラスと比較すると割れにくくなっているものが多いため、修理のリスクも減るといったメリットもある。

ガラス戸の補修は業者選びで決まる!

今回の記事ではガラス戸の修理について解説してきた。

ガラスという素材の特製上、なかなか、自信で修理することは難しいことが多い。
前述の通り、木枠のガラス戸であればその限りではないが、基本的には内装業者に相談するのが良いだろう。

また、修理だけではなく、リフォームという選択肢も是非検討していただきたい。
近年は様々な建材で高機能素材が販売されておりより生活を快適にしてくれる優れた建材が溢れている。

修理の必要が発生したタイミングで、リフォームを行うというのも長きに渡り住む住宅であれば必要なことだと言えるのではないだろうか。

今回の記事を参考にしていただき、是非快適な生活を手に入れていただければ幸いである。

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【記事監修】  加賀原光太朗

7種類のリペア技法を駆使して5000件以上の実績を持つリペアの達人。クロス職人からリペア業界へ転身。現在は芸能人や大手建設会社など幅広い層の顧客を持ち、業界でもトップクラスのスキルを保有している。日々のリペア活動はこちらより。自らの手法確立後は厚生労働省認可企業として基金訓練を実施、教え子たちの多くがリペア技術を習得し自立。成功者を輩出している。リペア技術を学びたい方はこちらより

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【記事監修】  加賀原光太朗

7種類のリペア技法を駆使して5000件以上の実績を持つリペアの達人。クロス職人からリペア業界へ転身。現在は芸能人や大手建設会社など幅広い層の顧客を持ち、業界でもトップクラスのスキルを保有している。日々のリペア活動はこちらより。自らの手法確立後は厚生労働省認可企業として基金訓練を実施、教え子たちの多くがリペア技術を習得し自立。成功者を輩出している。リペア技術を学びたい方はこちらより