家具の日焼けも補修できる!紫外線対策で防止して塗装を守る方法も

嫁入り道具で持参したタンスが変色していることに気づいた。考えられる選択肢は廃棄か補修である。

嫁入り道具を廃棄するのは忍びないと思われる方は多いだろう。

しかし、日焼けを補修できると言われても疑心暗鬼なるかもしれない。

今回は、家具の日焼けを補修する方法と日焼けの防止法について解説させていただく。思い入れ深い家具を簡単に捨てないですむ一助になれば幸いである。

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日焼けした家具は塗装で蘇る

日本は地震大国である。大きな地震が起こるたびに倒れた家具が問題になる。近年の新築やリフォームでは、極力家具を減らす傾向で設計し造られている。

しかし、家具が無くなった訳ではなく、クローゼットやパントリー・出窓下の収納など形を変えて建具と存在している。建具となると移動できないため今まで以上に日焼けに対策が必要だ

しかし、日焼けの元である紫外線は年々強くなり、少しの時間でも油断すれば日焼けしてしまうこともあるだろう。日焼けしても落胆しなくて良い、家具や建具は強度に問題がなければ塗装して蘇らせることができる。また、リメイクという手段もあり生まれ変わらせることも可能だ。

 

家具が日焼けするとどうなるの?

家具に限らず日焼けの原因となるのは紫外線だ。紫外線は3種類に分かれていて、それぞれUV-A・UV-B・UV-Cと呼ばれている。UVとはUltra Violetの略語だ。紫外線は波長が短いものほど強い影響を与える。

最も波長が短く強い紫外線は、UV-Cだが、現時点ではオゾン層に阻まれて地表に届いていない。次に波長が短く強い紫外線はUV-Bだ。オゾン層と雲に阻まれているが、晴天ならば地表に届いている。UV-Bに当たると人ならば肌が真っ赤になる。また、皮膚がんなどの病気を引き起こす可能性もある。家具も短時間で日焼けする可能性が高いので特に注意が必要だ。

地表に届いている紫外線のほとんどはUV-Aである。波長が長くすぐに影響が出る訳ではないが、曇りの日でも地表に届いている。故に、時間をかけて家具を日焼けさせるので気づかない場合も多い。部屋の模様替えなどで家具を動かした時に、側面と前面の色の違いに気づいて日焼けしていたことを知るなどということがあるだろう。その原因がUV-Aである。

それでは、UV-AやUV-Bで家具が日焼けするとどうような状態になるのか、素材別に解説させていただく。

 

木質系家具の場合

木質系の家具が日焼けすると、色が濃くなったり淡くなったりするなど変色がおきる。もちろん、木の種類や無垢材・合板によっても違うし、塗装方法よっても日焼けの症状は異なる。

共通しているのは、日焼けにより表面の含水率が極端に下がることで、ささくれやひび割れができることだ。

特に、アンティークで高価な家具は調湿効果に優れている無垢材を使用している。無垢材の塗装は、塗膜を張っていないものが多く日焼けによるダメージを受けやすいので要注意である。

 

布製品を使用した家具

布製の家具の日焼けは、洋服などの日焼けと類似している。症状は、ほとんどが変色だが、過度に日焼けを放置しすぎると繊維が痛む場合もある。

布製の家具そのものは、布張りのソファーやマットレスなどで種類も多くない。しかし、ベッドカバーなど家具の汚れを防ぐために使われることが多く、クッションなど家具の付属品にもよく使われている。

 

プラスチックなどの樹脂

プラスチック製の家具が日焼けすると黄色や茶色などに変色する。プラスチックは、紫外線を受けると劣化が加速するのも特長である。長く紫外線を浴び続けると、ひび割れができたり脆くなったりする。

強度が低下したプラスチックは、割れたり破損したりすることもある。鋭角に破損する場合もあるので注意が必要だ。

プラスチック製の家具は、椅子や収納ケースなどに豊富である。またプラスチックは、電化製品などにも多く使われているので、家具だけでなく家電も日焼けしないように対策しておくと良いだろう。

 

革製品を使った家具

プラスチックなどの樹脂

革張りのソファーに代表されるレザーは質感の良さが特長だ。レザーは本革と合成皮革があるが、紫外線を浴びればどれも日焼けする。

本革は、ある程度日焼けしても経年による風合いになる場合もある。しかし、メンテナンスが行き届かないと、合成皮革も含めて表面がひび割れたり、変色し粉々になったりする。原因は、紫外線により革製品の油分や水分が失われるからだ。

レザーを使った家具の補修は極めて難しい、家具職人にレザーを張り替えてもらうか買い換えるしか方法がないので、メンテナンスだけでなく配置にも十分に留意する必要がある。

 

本格的なDIYなら家具の再塗装も可能

本格的なDIYなら家具の再塗装も可能

素人が、家具を再塗装して生まれ変わらせるのはかなりレベルの高いDIYになる。特に日焼けの補修となると、塗装を全て剥がしてからの作業になるので労力や時間もかかる。

しかし、再塗装できない訳ではないので、お気に入りの家具なら試してみる価値はある。そこで注意が必要なのは、塗膜のないオイルステインやオイルフィニッシュなどの塗装を施している家具だ。

この塗装は、無垢材にしっかりとオイルを染み込ませる方法だ。塗膜がなくオイルが塗料を跳ね返す可能性があるので、プロに任せたほうが無難である。

 

家具の再塗装方法

家具の再塗装方法

家具の再塗装は、塗膜を剥がすことから始まる。ここでは、最も一般的な木質系家具の再塗装方法の解説を進めていく。

  1. 粗目のサンドペーパーで塗装を削る
  2. 剥離剤で塗装を剥がす
  3. ウエスで綺麗に拭き取り乾燥させる
  4. 目の細かいサンドペーパーで整える
  5. ワイピングを塗りウエスで拭き取る
  6. 乾燥させる
  7. 好みの塗料を塗る

サンドペーパーで削るのは労力を要するのでサンダーがあれば便利だ。塗料は小さな家具ならスプレーが便利である。大きな家具なら刷毛やローラーを使うと良いだろう。

油性塗料を使う場合は、換気に十分注意して作業していただきたい。

家具の再塗装については、下記の記事で解説しているのでご参照いただきたい。

家具を再塗装して再生する!DIYやリメイク方法・価格も解説→

https://repairspace.jp/repaint-furniture

 

リペア業者なら再塗装でリメイクも

リペア業者なら再塗装でリメイクも

画像は日焼けし、汚れた天板をリペア業者の技術で蘇らせたものだ。木目がはっきりと浮かび上がり見事なつや消し塗装が施されている。

家具の塗装を補修すると言えば、家具職人や塗装業者を連想される方も多いだろうが、廃棄するような家具であっても、修復させるのがリペア業者だ。ここでは、なぜリペア業者を推奨するのか順に解説させていただく。

 

リペア業者とは

リペア業者とは

リペア業者と聞いても聞き慣れない方もいるだろう。また、楽器や車・バイクの補修屋と思われる方もいる。

リペアとは修復を意味する。家の中のトラブルを修復するプロ集団がリペア業者だ。塗装業者や家具職人では、難しいダメージも修復する技術力が特長である。

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再塗装だけではないリペアの技術

再塗装だけではないリペアの技術

画像のように傷の修復はリペア業者が得意とする技術の一つである。傷ついたテーブルの傷を修復し、調色を施して周囲と同化させている。

日焼けによる家具の再塗装となると、家具自体にもダメージを受けている場合がある。凹みやエグれなどがあれば、修復してから再塗装しなければならない。

しかし、塗装業者や家具職人では、ダメージを修復することが難しいため、ダメージを放置してそのまま再塗装するか、再塗装が断られるケースがある。

特に、年代物の和風家具や希少価値の高いアンティーク家具、高級素材を使った家具などの塗装や再塗装は、リスクが高いので見積もりの段階で断る業者もいる。

日焼けによる塗装の相談なら、まずリペア業者から始めると良いだろう。諦めていた家具が生まれ変わる可能性は極めて高いと言える。

 

リペアの価格相場

リペアの価格相場

リペアの価格は、基本的に技術料だけである。建材や部品を交換せずに修復するので材料費を請求されることはほとんどない。ただし、新規の補修材が必要な場合は別途請求される。あとは、出張費だけだが、通常は何日も日数をかけることなく当日中に仕上げるので一日分で済む。

技術料は1箇所の修復につき1万円~2万円だ。修復の難易度が上がれば、技術料も上がる。ちなみに当サイトでは1万5000円から承っている。

しかし、家具の塗装・再塗装となると補修箇所では計算できないので、時間制となることが多い。下記の無料見積りを利用してご確認いただきたい。

無料見積もりはこちら→https://repairspace.jp/muryo2

 

正しいリペア業者の選択方法

正しいリペア業者の選択方法

日焼けした家具の塗装や再塗装を依頼するならば、できるだけ優秀な業者を選びたいと思う気持ちはどなたでも同じだ。

しかし、リペア業者にも駆け出しの新米業者もいれば、リフォーム勧誘の窓口に使っている業者もある。そこで、リペア業者の選び方を解説させていただく。この記事を読まれた方が少しでも優秀なリペア業者を選ぶ一助となれば幸いである。

  1. 適正価格であるか
    まずは、ホームページなどの無料見積りを利用して相見積もりを取ることだ。見積もりの中で、高額すぎる業者はリフォームへと誘う可能性がある。安すぎる業者は経験値が少ない駆け出し業者の可能性が高く技術力に疑問符がつく。
  2. リペア実績が豊富であるか
    ホームページやブログに必ずと言ってよいほど施工事例がある。それを見れば、技術力も判るし、経験値も理解できる。
  3. 遠距離でないか
    せっかく優良な業者を見つけても、あまりにも遠方だったら出張費が高くなるし、業者から断られる可能性もある。
  4. 電話やメールの対応が良いか
    未熟な業者であればあるほど応対が悪いものだ。優良な業者は従業員教育も徹底している。

このような項目を確認すれば、優良なリペア業者に家具の塗装や再塗装も安心して依頼できるだろう。ホームページやブログのない業者は選外として問題ない。

 

紫外線から家具を守る方法

紫外線から家具を守る方法

紫外線が、人間の暮らしに与える影響は年々強くなっている。温室効果ガスを排出しオゾン層を破壊し続ける限り、昔のような穏やかな日差しは期待できない。

家の中であっても紫外線の影響が強くなることも覚悟して対策しておくと、家具や建具も守ることができる。

 

窓の周りでできる対策

窓の周りでできる対策

(画像を2枚組み合わせました)

窓から入る紫外線をカットする有効な手段は遮光カーテンとレースカーテンである。特に掃き出し窓は開口部が大きいので注意が必要だ。

自然の採光を取り入れて出入りがしやすいように工夫されているので、日中に人がいると締め切ることはない。このような場合は遮熱UVカットレースが活躍する。誰もいない部屋などは、遮光カーテンと併用することで部屋を紫外線から守ることができる。

 

外からの対策で紫外線を防ぐ

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家の外からでも部屋の中に紫外線が入らない工夫はできる。夏場ならグリーンカーテンを採用し、暑さ対策も兼ねて日差しを防ぐことも有効な手段だ。

しかし、紫外線は3月から11月まで厳しいと言われている。UVカット化粧品が年中売れていると聞くと、年中使えるシェードがおすすめだ。UVカット対象ならなお良い。シャードは不要であれば取り外し折りたためば、収納しやすく嵩張らない。

 

家具にできる日焼け対策法

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グラスヴェールはフローリング向けのUVカット効果がある保護剤だが、木質系家具にも応用できる。1回コーティングすれば、効果が20年間持つと謳われている

撥水性があり、耐傷性も格段にあがるので、家具の対応年数が上がる効果も期待できる。

皮革を使った家具は、皮革製品用のワックスなどメンテナンスすることを推奨する。日光を浴びても油分や水分が飛びにくくなるので、紫外線による日焼けや劣化を和らげることが可能だ。

家具そのものにも日焼け対策を施しておけば、日光の他に蛍光灯焼けも防ぐことができて塗膜も長持ちする。結果的に家具の寿命も伸びることになるので是非採用していただきたい。

 

家具は使い続け受け継いでいくことができる

家具は使い続け受け継いでいくことができる

日本では、代々使われてきた小物入れやタンスなどがあった。西洋でも家具を子供や孫に引き継がせるのは普通のことである。

昔の家具には味がある。地震の多い日本では不向きになってきているが、しっかり壁に固定したり、天井に突っ張らせたりすれば転倒防止も可能だ。

思い入れのある家具であればあるほど、日焼けして、劣化しても修復すれば使い続けるべきである。廃棄する事は、あまりにももったいないし心を痛めるだろう。

時代にそぐわないかも知れないが、そのような家具は希少となってきているので、大切に扱い次代に引き継いでいただきたい。

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【記事監修】  加賀原光太朗

7種類のリペア技法を駆使して5000件以上の実績を持つリペアの達人。クロス職人からリペア業界へ転身。現在は芸能人や大手建設会社など幅広い層の顧客を持ち、業界でもトップクラスのスキルを保有している。日々のリペア活動はこちらより。自らの手法確立後は厚生労働省認可企業として基金訓練を実施、教え子たちの多くがリペア技術を習得し自立。成功者を輩出している。リペア技術を学びたい方はこちらより

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【記事監修】  加賀原光太朗

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