床のへこみを徹底補修!補修方法と費用について徹底解説

うっかり重たい荷物を落としてしまった、強い衝撃を与えてしまった、ソファやベッドを動かしたら足の跡が・・・

床は住人の体重だけではなく、数十キロにも及ぶ家具を支える非常に丈夫なものだ。そこに使われる床材も基本的には丈夫なものだ。

しかし、冒頭のような1箇所に強い力が加わるような場面では表面がへこんでしまったり、最悪の場合割れてしまったりすることもある。

今回は、床にできてしまったへこみを適切に補修する為の、具体的な補修方法と費用について徹底的に解説したいと思う。簡単にできる直し方もあるので、注意点を守れば誰でもできるはずだ。床にできたへこみでお悩みの方はぜひ、参考にしてほしい。

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床のへこみを簡単に直す方法

床にできてしまったへこみ、比較的簡単に直す方法をご紹介しよう。

床の素材には、木製のフローリングもあれば、クッションフロア、コンクリート、天然石など様々な種類がある。

床のへこみを補修する際に、最初に確認しなければいけないことは、床の素材がなんであるかという点だ。どのような素材か、ということを抑えながら、順番に紹介していこう。

とはいえ、コンクリートや天然石は割れることはあってもへこんでしまうことはそうそうない為、ここでは木製のフローリング、クッションフロアについて紹介する。

 

木製フローリングの種類と特徴

木製のフローリングは、最もポピュラーな床の素材だろう。
木製フローリングにも種類があり、大きく分けると「無垢材」のフローリングと「複合材」のフローリングの2種類がある。

「無垢材」のフローリングは天然の木をそのまま使った床板のことで、自然の木目や手触り、柔らかさを楽しめる床材だ。天然の木の持つ特徴をそのまま楽しめる。多孔質の材料なため、調湿機能を発揮するが、収縮したり、反りが出たりがある。

「複合材」のフローリングは、複数の合板などを貼り合わせて1枚の基盤にし、表面に薄い化粧板を貼り付けて仕上げた床材である。

合板の貼り合わせによって基盤が作られているので、収縮がなく扱いやすいフローリングだ。表面の仕上げは板だけではなく、木目やさまざまな柄をプリントした化学素材が貼り付けてあるタイプもあるが、ここでは薄い木の化粧板を貼り付けてあるものに限定して話を進めよう。

木製フローリングのへこみは補修可能だ

木製フローリングの補修で重要なことは、へこみの状態に合わせて最適な補修方法を検討することだ。
まず補修をしたい床の素材が、「無垢材」か「複合材」か、どちらのフローリングであるかを確認して、補修の方法を選択してほしい。
天然の木を使ったフローリングと、合板の特徴を利用したフローリングでは、その特性が違うため、補修方法が違うのだ。
具体的な補修方法について、次に見ていこう。

木製フローリングのへこみ・具体的な補修方法

木製フローリングのへこみ・具体的な補修方法

では、木製フローリングのへこみの具体的な補修方法を紹介する。

木製フローリングのへこみを補修する方法としては

無垢材向けの水を利用した補修

無垢材向けのアイロンなどの熱を利用した補修

複合材向けの各種補修キットを利用した補修

補修業者に依頼する

の4つがある。

詳しく見ていこう。

 

【無垢材】水を含ませて補修

まずは水を使った補修について。無垢材は水を含むと膨張する性質があるのはご存知の方も多いと思うが、この性質を利用したのがこの補修方法だ。

したがって、この方法は無垢材のフローリング向けのものだ。

水で床のへこみが治るというのもにわかには信じられないかもしれないが、軽微なへこみの場合には有効な方法である。

具体的には

1.補修するへこみ部分に細い針を使って穴を開ける

2.水を数的垂らし染み込ませる

という簡単なものだ。

補修箇所に穴を開ける理由は、表面にワックスやコーティング剤などが塗布されていた場合でも、水をフローリング材の中まで染み込ませるためだ。

この時、釘や千枚通しなどのように太い針で穴を開けてしまうと補修後、逆に目立ってしまうため、できるだけ細く目立たない太さの針を用いて数カ所に開けるようにしよう。

また、へこんでいる部分だけではなくへこみの周囲にもいくつか穴をあけ、水を垂らすとより綺麗に補修することができる。

ただし、この方法で補修をしても戻りにくい場合もある。

フローリングに用いられる木材は、スギ、ヒノキなどの柔らかい木もあれば、ローズウッドやウォールナットといった硬い木もある。

硬い木は、そもそも密度が高い。

つまり水が染み込みにくく、膨張しづらいという特徴があり、この方法では戻りにくいと思ってほしい。

つまり水が染み込みにくく、膨張しづらいという特徴があり、この方法では戻りにくいと思ってほしい。

 

【無垢材】アイロンの熱で補修

続いて、アイロンなどの熱を利用した補修を紹介しよう。

アイロンを用いた補修も、天然の木の特性を生かした補修方法となるので、この方法も無垢材のフローリング向けのものだ。

木をはじめ様々な物質には熱を加えることにより膨張する性質がある。

この性質を利用して、へこみのある部分にアイロンの熱をあて補修するというものだ。

また、アイロンのスチーム機能を利用すれば、水による膨張効果と熱による膨張効果が期待でき、綺麗に補修できる可能性が高まる。

この方法で注意していただきたい点がある

一つめは、床に対して直接アイロンを当てないということだ。

直接アイロンの熱を当ててしまうとフローリングの表面が焦げてしまったり、熱で変色してしまったりするリスクがある。

そのため、少し離した位置で熱を加えるか、濡れタオルなどを間に挟んで熱を加えるようにしよう。

二つめは、表面の塗装によって、使えない場合もあるということだ。

ウレタン塗装などの表面をコーティングする塗膜を作る塗料を使っているものは、塗料が熱に弱いため、アイロンによる熱での補修は向いていない。使ってしまうと、塗料が溶けて白濁したり、剥げてしまったりするので、避けてほしい。

また、水を含ませる補修と同様、木材の種類によっては、必ずしも効果があるわけではない。しばらく試して変化がないようであれば、別の方法を検討するようにしよう。

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【複合材】各種補修キットで補修

【複合材】各種補修キットで補修

ここまでで、無垢材の性質を生かした補修方法について紹介したが、ここからは複合材フローリングの補修のための、補修キットを使った補修方法について紹介する。

DIYブームなどもあり、ホームセンター、インターネット通販などをみると非常に豊富な補修キットが販売されている。

床のへこみに対しても同様で様々な各メーカーから補修キットが発売されているから、入手は簡単なはずだ。

その中で一般的な補修キットは

【パテを使ってへこみを埋める補修キット】

【樹脂素材を熱で溶かしへこみを埋める補修キット】

【補修用クレヨン】

の3つだ。それぞれを紹介していこう。

【パテを使ってへこみを埋める補修キット】

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パテとは、紙粘土のような補修材で、手でへこみに塗りつけ、平らに整えるものだ。

様々な色があり、着色も出来るためフローリングに近い塗料を用意すればかなり目立ちにくくすることができる。

具体的な手順としては、

1.へこみの周辺を紙やすりで研ぐ

2.パテを適量とりへこみに埋める

3.平らな定規などを使って面を整え乾燥させる

4.必要であれば着色したり、木目を書き足したりする

という流れだ。

簡単に解説しよう。

紙やすりでへこみ周辺を研ぐのは、パテが密着しやすくするための足付け作業だ。

足付けができたあとはパテをへこみにたいして埋めていくのだが、多すぎても、少なすぎてもよくないため微調整しながら埋めるようにしよう。

パテがうまく埋められたら、ローラーや定規などで面を整える。

この作業で綺麗になだらかな面にできるか、が仕上がりに影響するため慎重に作業を行おう。

最後は着色作業だが、フローリング用のパテはフローリングに合わせて選択できるように様々な色が用意されている。

しかし、一つ一つ違う天然の木のごく薄いシート(突板と呼ばれる)を使っているフローリングでは、微妙に色があわないということもある。

このような時はフローリング用の塗料から色が合うものを用意し、パテが完全に硬化してから色をつけると色合わせが可能だ。

また、木目のあるフローリングの場合であれば、ワントーン濃い塗料を用意し、細い筆で描くと周りと遜色ないレベルまで仕上げることが可能だ。

これは、DIYでの補修としては難しい技術で、ある程度手先の器用さがあり、塗料についての知識があることが前提だ。安易に挑戦して余計汚くなってしまった、ということになりかねないので無理に行わないでほしい。

続いては樹脂素材を熱で溶かし、へこみを埋める補修キットをつかった補修についてだ。

【樹脂素材を熱で溶かしへこみを埋める補修キット】

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樹脂を熱で溶かす方法は手芸で使われる”グルーガン”をイメージしていただければわかりやすいのではないだろうか。

棒状に成形された樹脂を電気ゴテなどで溶かし、へこみに流し込むことで、へこみを埋めるという方法なのだが、仕上がりが綺麗なため、一部の補修業者なども利用することもある方法だ。

具体的な手順は

1.電気ゴテを使い、へこみに溶かした樹脂を盛り上がるように流し込む

2.ある程度熱が冷め硬化したら、電気ゴテで表面を慣らし、なだらかな面にする

3.必要であれば着色したり、木目を書き足したりする

といった流れだ。

電気ゴテを扱うため、一見難しそうな印象もあるが作業自体は単純で、作業をやり直すこともできる。

手先の器用さに自信がある方はこの方法もおすすめしたい。

【補修用クレヨン】

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最も簡単なのは補修用クレヨンで傷を隠すというもの。

小さなへこみ、傷にはこれで解決できる場合も多い。

クレヨンの形の補修剤で傷や凹みの部分を撫でて埋め、表面を綺麗にならすだけだ。

ただし、大きめのへこみや傷にはかえって悪目立ちするので、避けたほうが無難だ。

日常的なこまめな補修にはぴったりだろう。

 

補修業者に依頼する

最後は補修業者に依頼する方法だ。

へこみや傷の補修は専門の補修業者に頼むことができることをご存知だろうか。

ここまで自分でできる補修方法について解説してきたが、必ずしも綺麗に直せるとは限らない。

不慣れな方が作業すると、結果的に状態がひどくなってしまうことも考えられる。

状態がひどくなってしまうと結局、補修業者に力を借りることとなるため、作業に自信がない方は潔く補修業者に依頼するようにしよう。

補修業者に依頼した場合、費用は当然かかるが、DIYで行う場合と比較すると格段に綺麗に仕上がる。費用対効果を考えると、高いものではないのだ。

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クッションフロアの特徴と蒸しタオルによる簡易補修

住宅の水回りや、賃貸住宅、リノベーション物件に多いクッションフロアの補修についてだ。

クッションフロアの補修は厳密にはできないわけではないが、選択肢はほぼない。

クッションフロアは弾力性のある基材の表面に塩化ビニールなどの樹脂素材を貼り付けることで作られている。

したがってクッションフロアがへこんでしまう場合というのはちょうどビニール袋が伸びてしまったような状態になっているわけだ。

一度伸びてしまったビニール袋を元の形状に成形するのは容易なことではないように、クッションフロアのへこみを補修するのも容易ではないのだ。

また、へこみにパテ埋めなどを施して補修する方法もあるが、木製のフローリングとは異なり弾力がある素材であるため、補修剤の密着性が低下しパテ埋めを行ってもすぐに取れてしまうためおすすめできない。また、熱を使った補修はクッションフロア自体を痛めるリスクが大変大きいので、おすすめしない。

できたばかりのへこみには、蒸しタオルを当てておいて膨らませる方法がある。電子レンジなどで蒸しタオルを作り、へこみにかぶせるように置いておくだけだ。へこみができたばかりの時には、効果があるかもしれないので、やってみるといいだろう。

ただ、これもごく初期のへこみに対応できるだけなのだ。

クッションフロアのへこみはDIYで治すのは基本的に難しい。ぜひ専門の補修業者に相談をしてほしい。

 

クッションフロアの張り替えと費用相場

クッションフロアの張り替えと費用相場

クッションフロアの張り替えを検討することは可能だ。

クッションフロアは水に強いので、一般の住宅でクッションフロアが使われるのはトイレや脱衣所などの水まわりが多いだろう。

古くなったクッションフロアであれば新しいものに張り替えると部屋の中がぐっと明るくなる。

費用の相場は、1㎡あたり材料費+施工費を合わせて、2,200~4,500円ほどで、壁と床の突き合わせ部分をカバーする巾木も取り替えると7,000~12,000円ほどになる。

比較的安価なリフォーム向きの床材であり、デザインも種類も豊富で、消臭機能、遮音機能などを強化したものも販売されているので、検討してみてはどうだろうか。

 

へこみの原因と防止対策 家具・冷蔵庫など

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床にできるへこみは、ある程度防げるものもある。

家具や冷蔵庫などの家電を置いておいたためにへこんでしまう場合は、設置するときに足元に緩衝材をつけるといいだろう。

ベッドやソファなどの大きな家具や、冷蔵庫、洗濯機などの家電は、固定して使うものだ。その上重量があるので、長く置いておくとへこみの原因になる。

重量のあるものを長時間同じ場所に置いておく場合には、足元の床に設置する面積をできるだけ大きくしてやろう。点ではなく、面で支えるようにすると、重量が分散されてへこみのリスクが軽減する。

緩衝材として、足元に置くマットや、シートを敷いておくといいだろう。

冷蔵庫や洗濯機などでは専用のマットが市販されているし、家具の保護マットも入手できる。

ラグやカーペットの上に家具を置いてもいい。

また、地震の際の振動防止のマットも緩衝材として有効なので活用するといいだろう。

特に、賃貸物件などでは、修繕費の請求がある可能性もあるので、まずは防止することを考えておこう。

 

賃貸物件でのへこみ修繕。原状復帰の請求は?

マンションやアパートなど賃貸物件では、フローリングの補修を行う場合、注意が必要だ。

賃貸の場合も費用をできるだけ抑えたいのであれば、自分で補修業者に依頼するという選択肢も考えられる。

補修業者に依頼する場合は、補修した部分がわからないような腕のいい業者に頼むのが基本だ。

ただし、自分で補修業者に依頼するケースは、賃貸契約の内容によっては契約違反なる為、リスクを考慮した上でご判断頂きたい。

賃貸の場合は自分自身での補修はおすすめしない。補修の跡が残れば、退去時などにトラブルとなる可能性が大きく、原状復帰の請求がかえって大きくなる可能性もある。

まずは、上でご紹介したような防止策を講じることを検討してほしい。

 

フローリングのへこみ補修にかかる費用は?

フローリングのへこみ補修にかかる費用は?

最後にフローリングの補修にかかる費用について紹介する。

先ほど紹介した方法のうち、水を利用した補修、アイロンなどの熱を利用した補修については当然ながら費用はかからない。

続いて、補修キットを利用した場合の費用だが、様々なメーカーからキットが発売されているため一概には言えないが、パテを利用した補修の場合、補修キット自体は500円〜1,000円程度、紙やすり、塗料などを合わせても3000円程度あれば補修することが可能だ。

電熱コテを利用した場合でも、樹脂、コテがセットになっているもので3,500円〜5,000円程度、下準備の紙やすりや木目用の塗料を購入しても6,000円〜8,000円程度あればお釣りがくる。

最後に補修業者を利用した場合の費用についてだが、約2万円程だ。

補修業者を利用すると高くなるイメージがあるかもしれないが、意外と安く依頼することができる。この程度の費用で、プロの仕事が受けられ、美しい仕上がりになるのだ。

電熱コテを利用した補修などテクニックのいる補修が必要ならば専門業者を利用したほうが良いと言えるのではないだろうか。

 

補修業者は意外と安い!?床のへこみはプロにお任せ!

今回の記事では、フローリングの補修方法について徹底的に解説をしてきた。

フローリングは傷やへこみができると意外と目立ってしまうものだ。

今回の記事を参考にしていただいて適切な補修方法を選択していただきたい。

また、本文中にも説明したが、補修業者に依頼すると高くつくと思っている方も多いが、意外と補修費用は安いのだ。

床の状況を相談し、見積もりを取ってみることをおすすめする。

もちろん、症状によって費用は異なるが、仕上がりに質を求める方は専門業者に依頼するのがもっとも良い選択肢と言えるはずだ。

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【記事監修】  加賀原光太朗

7種類のリペア技法を駆使して5000件以上の実績を持つリペアの達人。クロス職人からリペア業界へ転身。現在は芸能人や大手建設会社など幅広い層の顧客を持ち、業界でもトップクラスのスキルを保有している。日々のリペア活動はこちらより。自らの手法確立後は厚生労働省認可企業として基金訓練を実施、教え子たちの多くがリペア技術を習得し自立。成功者を輩出している。リペア技術を学びたい方はこちらより

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【記事監修】  加賀原光太朗

7種類のリペア技法を駆使して5000件以上の実績を持つリペアの達人。クロス職人からリペア業界へ転身。現在は芸能人や大手建設会社など幅広い層の顧客を持ち、業界でもトップクラスのスキルを保有している。日々のリペア活動はこちらより。自らの手法確立後は厚生労働省認可企業として基金訓練を実施、教え子たちの多くがリペア技術を習得し自立。成功者を輩出している。リペア技術を学びたい方はこちらより